巷でよく耳にするゴアテックス。
だいたいのイメージは「雨に強い!」という感じだと思います。
本日はあんまりよく知らないゴアテックスについての簡単な解説と
ゴアテックスを使用した安価なアウター/ジャケットを紹介します。
ゴアテックスとは?
ゴアテックスと言うのは実は元々は素材の名前です。
中核となるのがこのゴアテックス・メンブレンというものです。
この生地は防水性・防風性・透湿性・防水耐久性を兼ね備えています。
◎防水性:外からの水気を中に通しません
◎防風性:外からの風を中へ通しません
◎透湿性:内側からの蒸気(水ではなく蒸気)は外へ逃がします
◎防水耐久性:長時間水にさらせれるような状況でも水分を染みこませません
こんなハイテク素材を使った製品がいわゆる
「ゴアテックス搭載」といわれています。
このゴアテックスメンブレンは生地というより「膜」と呼ばれるほど薄いのです。
このままでは生地としての耐久性に劣ります。
そこで考えられたのがレイヤー構造です。
このようにゴアテックスメンブレンを耐久性の高い素材で挟み込むようにして製品化しています。
このレイヤー構造にも3種類あります。
◎2レイヤー(2.5レイヤー)
ゴアテックスメンブレンとそれよりも表面に来る素材を接着します。
このことから2層構造となっていますが、このままではゴアテックスメンブレンが肌に触れて摩擦により損傷しやすくなってしまいます。
このため、ゴアテックスメンブレンとは分離する形で
裏地を付ける場合がほとんどです。これが2.5レイヤーと呼ばれる理由です。
裏地が分離しているためある程度重量が出ますが、裏地にバリエーションが増えるため
一般的には保温性の優れたものが多いです。
◎3レイヤー
ゴアテックスメンブレンを表地・裏地ともに接着したもの。
軽量で2層構造より耐久性に優れます。
◎Zライナー構造
これはゴアテックスメンブレンと裏地を接着し、表面の生地だけを吊り下げて浮かせるという構造です。ウェアをより自由なデザインでつくることができます。
ゴアテックスの問題点
素材としては全く見当たりません。
超ハイテクです。
ですが、それゆえに値段が高いことが唯一のデメリットといえます。
ゴアテックスを使ったアウターで有名なのが
アークテリクスのベータSLジャケットです。
タウンユースにもってこいで、非常にデザインもおしゃれですが…
お金持ちしか買えないでしょう。
「なるべく予算を抑えてゴアテックスジャケットが買いたい!」
という人も多いと思うので、
予算3万円でゴアテックスジャケットを探してみました。
3万円以下のゴアテックスアウター厳選5選
berghaus(バーグハウス)パックライト2.0ジャケット
2.5レイヤーのゴアテックスパックライトを使用したジャケット。
裏地はポリウレタンコーティングをしてあるため360g程度と非常に軽量です。
バーグハウスは聞きなれませんがイギリスの老舗アウトドアブランドです。
好日山荘でよく売られています。
サイズ感がかなり大きいです。
170cm67kg普通体型の私でSサイズがジャストです。
サイズ感はこちらが参考になります。
Marmot(マーモット)Zp Comodo Jacket(ゼットピーコモドジャケット)
2.5レイヤーのゴアテックスパックライトを使用。これもおそらく着た感じは裏地はポリウレタンコーティングです。
重さ280gと非常に軽量です。パーツを切らずに作成されているため軽量だけでなく
耐久性、防水性も向上しています。
サイズ感は上記身長体重の私がMでジャスト。下に何か着るならLサイズをチョイス。
こちらを参考に。
mont-bell(モンベル)ストームクルーザージャケット
この価格帯で3レイヤーのゴアテックスCニットバッカーを採用しています。
軽量で高い耐久性を誇ります。
裏地はポリウレタンではなく丸編みニットとなっているため、他社製品と比べると着心ちがかなり柔らかいです。
いわゆる裏地が「シャカシャカ」しないやつです。
重量も260gと超軽量です。
日本のメーカーとあって私はLサイズがジャストです。
以下、参考にどうぞ。
mont-bell(モンベル)トレントフライヤージャケット
モンベル第二弾。こちらはゴアテックスパックライトを使用した2.5レイヤーです。
重量なんと170g!超軽量です。裏地はポリウレタン系。
ストームクルーザーとの違いは重量と耐久性でしょうか。
やはり2.5レイヤーということで耐久性はストームクルーザーには劣ります。
より持ち運び重視の人はこちらを選んでもいいと思います。
サイズ感は上記同様です。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)Cloud Jacket(クラウドジャケット)
ゴアテックスパックライトを使用した2.5レイヤー構造。裏地はポリウレタン系です。
やはりノースフェイスだけあって作りがおしゃれ。
これはチャックを上げても首元までは来ないデザイン。重量は320g。
割とゆったりとした作りです。私はMでジャスト、Lでゆったりです。
patagonia(パタゴニア)トレントシェルジャケット
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一着は持っておきたいゴアテックスジャケット!
良いものに出会えるといいですね!
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この記事の著者|Ryosuke Kawamura
GreenEchoes Studio代表/GreenTimesライター
新潟市中央区にあるWEBサイト運営事業「グリーンエコーズスタジオ」の代表をしています。
このサイトはすべて代表である河村の趣味であるブーツを徹底的にレビューしています。
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